こんにちは、発達が遅い1児を育てている母のNobukoです。
子育て中のパパさん、ママさん毎日寝かしつけお疲れ様です!
子どもの寝かしつけに悩んだことのない親御さんはいないんじゃないかな〜って思うほど、
私も新生児時期からとてもとても悩みました。
そこで今回は自身の実体験も取り入れつつ寝かしつけを楽にできる方法とアイテムを
紹介していきますので最後までご覧ください。
このページでわかること
・子どもの睡眠・寝かしつけにおける大切なこと
・子どもの寝かしつけ方
・寝かしつけでやって良いこと、悪いこと
・寝かしつけの神アイテム
子どもにとって「睡眠」がとっても大切なわけ
睡眠ってざっくり大事だということは分かるけど、
具体的にどう良いのかわかってない・・・
睡眠は「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」の2種類に分けられます。
レム睡眠・・・記憶や感情を整理。その日学習したことの理解を深めたり、記憶として定着させたり
脳の発達に大きく関与。
ノンレム睡眠・・・深い眠りのときにおき、成長ホルモンが最も盛んに分泌
睡眠のメリット
赤ちゃんは「レム睡眠」の割合が大人より多く、
成長ホルモンが分泌される「ノンレム睡眠」は、脳内の神経ネットワークの形成に役立ちます。
生後3ヶ月頃には昼夜の区別がつき体内時計が整うので
睡眠をつうじ「生活のリズム」が出来上がる。
心と体が休まり免疫力アップ。病気になりにくい。
認知症リスクの低下
睡眠が十分に取れないと・・・
- 転倒怪我の可能性
- 癇癪を起こす etc
子どもにとって睡眠は、体や脳の発達・生活リズムの形成に
欠かせない存在なんですね。
子どもだけでなく、子育て中のパパさんママさんも
十分な睡眠は必要不可欠!
子どもの寝かしつけはいつまで必要?
子どもが1人で寝られるようようになるのは6歳前後です。
ただしこれは日本の場合。海外では赤ちゃんの頃から一人寝をさせているそうです。
日本では4歳前後からねんねトレーニングを始め、小学校入学時には一人で寝られるようにするようです。
子どもを楽〜に寝かしけできるようにする!方法と考え方
子どもを楽〜に寝かしけできるようにする!方法は
ご家庭の都合に合わせ、早寝にこだわらず起きて欲しい時間から逆算して決めることから始めます。
子どもの就寝時間は「夜21時には寝て朝8時には起きる」とされていることが多いですが
まずはここを決めて次のステップへと進んでいきます。
子どもにどれぐらいの睡眠時間が必要で、活動時間はどれくらいなのかを考える
「活動時間」とは、子どもが機嫌よく起きていられる時間のこと。
特に月齢の低い赤ちゃんは活動時間が短い。
活動時間が過ぎてしまうと・・・
- 寝ぐずりが発生する(疲れ過ぎて脳が興奮。「眠いのに眠れない状態」)
- 夜泣き・頻回泣きが発生する(睡眠が浅く夜中に何度も起きてしまう)
- 早寝起きが発生(早朝でまだ眠いのに「脳の興奮」「睡眠の浅さ」が影響し起きてしまう)
といったように活動時間を過ぎてしまうと睡眠がスムーズにいかなくなってしまいます。
日中寝過ぎてしまったから夜寝れないというのは実は大きな間違い。
お昼寝を十分に取れることにより、夜の睡眠もストレスのない健康的な
睡眠をとることができます。
「睡眠時間」と「活動時間」を守れば寝かしつけが格段に楽に!!!
子どもが機嫌よく起きていられる時間(活動時間)に科学的根拠はなく
今までトータルの子育ての実績にもとづいてしめされています。
活動時間とベストな睡眠時間のバランスを考えた上、朝寝・昼寝も長いなと思ったら起こしてしまってOK
活動時間の目安表
月齢 | 活動時間(目安) | ベスト睡眠時間 |
---|---|---|
0〜1ヶ月 | 〜約40分 | 約14〜17時間 |
1〜2ヶ月 | 約40分〜1時間 | 約14〜17時間 |
2〜3ヶ月 | 約1時間〜1時間20分 | 約14〜17時間 |
4〜5ヶ月 | 約1時間20分〜1時間半 | 約12〜15時間 |
6〜8ヶ月 | 約2時間〜2時間半 | 約12〜15時間 |
9ヶ月 | 約2時間半〜3時間 | 約12〜15時間 |
10〜1歳2ヶ月 | 約3時間半〜4時間 | 約12〜15時間 |
1歳3ヶ月〜1歳半 | 約4時間〜6時間 | 約11〜14時間 |
1歳半〜3歳 | 約6時間 | 約11〜14時間 |
4〜5歳 | 約5時間〜12時間 | 約10〜13時間 |
本によっても活動時間の書き方に幅がありますよね。
活動時間にとらわれすぎて、イライラしたり焦ったりしたら本末転倒。
あくまで目安として気構えずにいきましょ〜
寝かしつけのタイミング
前提として赤ちゃんは教えてあげないと眠り方を知りませんし、寝方が下手です。
そして眠すぎて泣いているのは、活動時間を超過し疲れ過ぎているサインです。
赤ちゃんの場合は大人のように疲れたら眠れるわけではなく、
疲れすぎるとストレスホルモンが過剰に分泌されてしまい夜泣き・寝ぐずりの原因に。
眠そうなサインを見つけてあげて、疲れすぎる前に
寝かせてあげることが大事です。
子どもの眠いサイン
- 目を大きく開く
- 叫ぶ
- 顔をこすりつける
- 注意が散漫して転ぶ(動きが鈍い、ふらふらしている)
- あくびをする
- ぐずる
- 目をこする
「あくびをする」「ぐずる」「目をこする」は疲れ過ぎてしまっているサインでもあります。
眠いサインを見せる20分前から、寝かしつけの体制にもっていくと良いです。
睡眠の土台を作る
睡眠の土台とは子どもがすんなり眠れるようにするために環境を整えること。
いくら活動時間を気にしていても、眠る環境が整っていなければすんなり寝付くことは難しいです。
次の事柄に気を付けてみましょ〜
もし整っていなければ見直し・改善♪
寝室など睡眠に関わる環境を整える
乳幼児に適した室温は20度〜25度くらい。湿度は50〜60%。
冬場の乾燥対策には非加熱式の加湿器を使うのがおすすめです。風邪などの感染症対策にも役立ちます。
(加湿器はカビが発生しやすいのでメンテナンスも忘れずに・・・!)
エアコンを使う際は子どもの体に直接風があたらないように注意!
就寝時の衣服は、乳幼児の体温は37度程度と大人より高めなので、大人よりマイナス1枚を目安に衣服を調節。
敷布団は、未発達な骨を支える硬めのものを使用し
素材には吸湿性・放射性の高いものを選ぶのがおすすめです。
また掛け布団が窒息の原因になりうる可能性もあるので
1歳未満の子で布団をはいでしまう子には、スリーパーを使うのが冷えに予防と安全対策におすすめです。
就寝中の子どもの体温が高くなりすぎると、乳幼児突然死症候群(SIDS)が発生する可能性が高くなります。
衣類の着せ過ぎ・掛け布団や毛布の掛け過ぎには注意!
子供とコミュニケーションをとる
あまり過剰にスキンシップをすると、逆に寝れなくなってしまう可能性もありますが
手を握ってあげたり、頭をなでてあげたりしてスキンシップをとると心が満たされ、
子どもは安心して寝付いてくれます。
お話ができる子には会話をし「大好きだよ」と伝えてあげるのもスキンシップの1つです。
子ども・パパやママの心の安定
子どもは大人が思っている以上に、大人の心の状態を敏感に感じとります。
パパママがイライラしている状態で寝かしつけようとしても子どもは不安に感じうまく眠れません。
その証拠に夫婦喧嘩をしたら、子どもが微妙な空気を感じとり
突然泣き出すなんてことが過去にありました・・・
生活リズムをつける
食事→入浴→歯磨き→などのように、決まった生活リズムを習慣づけることを心がけます。
同じ流れの中で生活することは子どもの心の安定にもつながります。
入眠の儀式としてこれをしたら眠るというものを1つか2つか用意するのもとてもおすすめ!
例えば寝る前に、絵本を読むやマッサージなどです。
テレビやパソコン、スマホが発するブルーライトは睡眠を抑制してしまうので
寝る直前まで画面や動画を見せる習慣は控える
睡眠ホルモンと呼ばれる「メラトニン」が体内で分泌されることで夜しっかりと眠ることができます。
その「メラトニン」を多く分泌させるために必要なホルモンが「セロトニン」と呼ばれます。
セロトニンを多く分泌させるには朝、太陽の光をしっかり浴びることです。
朝日を浴びると体内時計がリセットされその約15時間後にメラトニンの分泌量が増えてくれます。
朝7時に起きて朝日を浴びれば夜10時には良い体の状態で
眠ることができるのですね〜
セロトニンは曇りの日でもしっかり効果を発揮します!
よくある寝かしつけトラブル
ダントツの悩みは「夜泣き」
夜泣き対応は、できれば90秒待ってみてから対応するのがおすすめです。
もしかしたらその夜泣きは起きて泣いてしまっているのではなく、
寝ている状態で泣いている「寝言泣き」の可能性もあるからです。
また、すぐ抱っこすることにより起こしてしまっている可能性も!
起こしてしまう行動
- 泣いたらすぐ抱っこ
- 泣くたびに毎回何回もミルクや声をかけながらの授乳
- 泣くたびにおむつ替え(うんち・おしっこをそこまでしていなければ毎回替えなくてOK)
夜間授乳はいつまで必要?
この時期まで続ける明確な決まりはありません。
特に理由がなければおすすめは生後5〜6ヶ月まで(母乳分泌のためには生後1〜3ヶ月は続けるのが良い)
離乳食をたくさん食べれるようになり、夜の授乳で朝まで大丈夫になってくる生後7〜8ヶ月になったら
夜間授乳が必要にならなくなります。
早寝起きが続いて寝不足に。どうしたら良いの?
超早い時間帯に起きてしまう現象、早寝起きは我が子にもありました。朝4時5時には起きてしまうのです。
朝の6時になるまで(緊急の泣きが入っていなければ)
眠っているふりをして寝室で過ごし、子どもにまだ活動時間ではないことを教えてあげるのです。
6時になったらさーとカーテンをあけ「朝ですよ〜」と活動を始める。
その習慣を続けることで、やがて朝早く起きることはなくなりました。
寝るときに少し灯りをつけたら起きてしまった。解決策は?
子どもが寝ている寝室に入る時、灯りを少しつけただけで起きてしまうなんてことがしばしば。
寝るときに限らず、授乳するときの「授乳ライト」も夜泣きの原因になります。
子どもはこちらが思っている以上に「光」に敏感。覚醒してしまいます。
もし灯りを使いたいたい時は、足元におくタイプのナイトライトがおすすめです。
照度は一番暗めの設定にします。
そして完全に「光」を遮るために遮光カーテンを使いましょ〜。
カーテンの上・ふすまやドアからこぼれる一筋の光もダメです。この場合は遮光テープなどでふさぎます。
我が子はこれで夜泣きの回数が格段に減りました。
お昼寝の場合も、明るい環境でなくしっかり遮光カーテンを閉めて完全に暗い環境で寝かせてあげることで
子どもにとって混乱(体内時計が乱れず)がおきず安心して寝られます。
寝るときに抱っこやお乳が癖になってしまうけどどうしたらいい?
〇〇がないと寝られないは、思い込みです。
抱っこでしか寝れない子は生まれた時からずっと抱っこで寝かしつけていた癖。
おっぱいを飲まないと寝ない子は、添い乳で寝かしつけられてきた癖。
どれも親の教えがついて回っているのです。
その癖を取り除いてあげることで、1人でも寝られるようになります。
癖を断ち切る!成功のコツ
- 泣いていても1歩下がって見守る
- 子どもの気持ちに共感し、言葉をかけてあげる
- 「大好きだよ」と愛を伝える
- 一貫性を持って最後までやり通す
背中スイッチを断ち切るコツ!
- ここで寝ることを伝える
- 入眠儀式をする
- 寝床に置いてアプローチ(完全に寝落ちする前においてみることも試してみる)
どうしても抱っこでないと寝ない場合は、音を立てずにおろせるスリングタイプがおすすめ。
寝かしつけの神アイテム「ホワイトノイズマシーン」
せっかく子どもが寝てくれたのにテレビなどの生活音で起きて泣いてしまった〜なんてことありませんか。
かといって子どもと同じ時間に寝るのも、音を立てられない生活はしんどいですよね〜
子どもは「光」と同様に「音」にも敏感。
寝ていて聞いていないだろう・・・と思っていることも全て聞こえています!
こんなときは、ホワイトノイズがおすすめです。
ホワイトノイズとは、一定の音が連続して流れるノイズ音のことです
ざーーーーーーーざーーーーーーのような音で、この音は
特定の周波数をほぼ均一に持っています。
ホワイトノイズの効果
- 生活音などの雑音を目立たなくする、かき消してくれる
- ママのお腹の中にいた時の音に似ているので、安心させられる
ホワイトノイズは健康に悪影響を与えるって本当?
確かに大きな音を聞き続ければ、脳に悪影響があるかもしれません。
その影響を与えるかもしれない大きな音量は60〜70d B程度
子どもには45〜50d Bくらいの音量になるように設定してあげましょ〜。
スマホアプリでデシベル測定器をダウンロードして実際に測定することができます。
ホワイトノイズマシーンの使い方
音量の大きすぎには注意が必要ですが、音量が小さすぎても効果を発揮しません。
耳元で45〜50d Bを目安に音量を設定します。
頭に近いところに設置してもそれが気になって寝れない!こともあるので
遠い場所(2m)に設置し、適切な音量を流してあげます。
厳密にいえば、音の発生源に置くのがおすすめ。
リビングの生活音をかき消したいなら、リビングに近い場所に設置します。
寝た時と起きた時の環境が違うとびっくりして起きてしまう可能性があるため
寝かしつけから朝起きるときまで流しっぱなしにします。
\我が家で使っているホワイトノイズマシーン/
小柄でかっこいいデザイン。
309gと軽いですが落ちたら大変なので、子どもの手の届かないところに保管しましょ〜
購入の決め手
充電式でなかった場合、コンセントありきのところに設置することになると思いますが、
頭から2m離したところ、音の発生源に置くとなると、コードがない「充電式」がおすすめです。
USB充電式で、パソコンやモバイルバッテリーからも充電可能です。
充電がないことを知らせてくれるわけではないので、気づいたらその都度自分で充電する必要があります。
充電をし損ねてしまい、途中で切れてしまうことも何度かありました。
充電が満タンになると青緑に変わります。
ホワイトノイズマシンにより、1種類だけでなく数種類の音を出すことができます。
こちらは、7種のノイズ音・7種のファン音・15種の癒し系自然音合計29種類の音を出すことができるので
お気に入りの音を見つけやすいです。
- 少し低音よりのピンクノイズ・高音よりのブラウンノイズあり
- ママの血液の流れる音や心臓の音に似ているピンクノイズ3種+ホワイトノイズ3種
- ママの胎内音あり
- 熟睡の寝息に近い「スースー音」を発生できる
- 泣き止ませ効果ありのオルゴール音が2種類
健康被害にもかかわる可能性のある音量を無段階に調節可能で、ボリュームは0~95dBまであります。
その他の機能
- OFFタイマー機能(30分・60分・90分とタイマーをかけられます)
- イヤホン対応
- メモリー機能(最後に選択したサウンドを残しておけます)
おまけ
ホワイトノイズを持っていないときこちらの音声が役に立ちました!
スマホアプリでもホワイトノイズをかけられるのでお子さんに合うものを探してみてください。
まとめ
思っていた以上に子ども赤ちゃんはとっても敏感なんだと1年以上寝かしつけをやってみて
改めて感じました。
できうるかぎりおはようからおやすみまで同じ環境ルーティンで安心させてあげることが
寝かしつけのポイントです。
もちろん寝かしつけ、いわゆるねんねトレーニングの全てが正しいわけでなく
やらなければいけないことでもありません。
ママパパが納得しこのやり方が良い!と思えばそれで良いのだと思います。
寝かしつけにかかる時間は、成長にともない少しずつ減っていきます!
この情報で少しでも気持ちが楽になれば幸いです。
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