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生後10ヶ月バタフライ型ズリバイからハイハイへと導いた練習方法

こんにちは、発達が遅い1児を育てている母のNobukoです。

我が子はハイハイ、つかまり立ち、歩くすべての成長過程がゆっくりで1歳半健診で様子見になりました。

そして生後10ヶ月でバタフライ型ズリバイをはじめました。

ズリバイはうつ伏せの姿勢で手足を前にだし、ずりずりと前に進むのに対し
バタフライ型ズリバイは、足の力は使わず手の力だけで水泳のバタフライのようなフォームで進む
ズリバイのことです。

その姿はとても可愛いらしいのですが

このまま放っておくと、
ハイハイをせずに伝い歩きをしたり、ハイハイをする期間が短くなったり
この時期の発達が成熟せず、身体や脳が未熟なままでその後の発育に影響を与えてしまう可能性があります。

普通のズリバイができるようにまたそれがハイハイへと結びつくように
練習をさせることにしました。

このページでわかること

・ハイハイをしない原因
・ハイハイをするメリット
・普通のズリバイ・ハイハイができるようになるまでの練習方法

目次

ハイハイをしない原因

ハイハイをしない原因としてあげられるもの
  • ハイハイをする筋力がまだ備わっていない
  • ハイハイをする意欲がない
  • ハイハイをする環境が整っていない

なかには座ったまま移動するシャフリングベビー(shuffling baby)という子の存在や、
先天性ミオパチー、脳性麻痺、知的障害、発達障害などの病気も考えられます。

通常のハイハイをしない原因と、何かしらの病気でないことを確かめるには
赤ちゃんの運動能力の発達をよく観察してあげます。

赤ちゃんの運動能力の発達進み具合

STEP
うつ伏せで頭をあげる

生後1〜3ヶ月ごろ

STEP
首がすわる

生後3〜5ヶ月ごろ

STEP
寝返りをする

生後5〜8ヶ月ごろ

STEP
ズリバイをする

生後5〜7ヶ月ごろ(具体的な指標はなし)

STEP
支えなしで座れる

生後6〜9ヶ月ごろ

STEP
ハイハイをする

生後7〜10ヶ月ごろ

このように、10ヶ月までに「ハイハイ」ができるようになるのが目安とされていますが
これが全てではありません。

赤ちゃんの運動機能の発達は個人差も大きいので、
何か不安な要素がある場合は小児科の先生に診てもらうことをおすすめします。

ハイハイをするメリットとは

なぜ私がこれほどまでにハイハイをさせたいかというと
冒頭にもお伝えしたとおり、ハイハイの恩恵を受けさせたいからです。

ハイハイの恩恵は以下の4つ。


協応動作ができるようになる
筋肉と体幹同時に鍛えることができる
バランス感覚、反射神経が養われる
脳が活性化し、視覚も発達する

協応動作ができるようになる

協応動作とは、目と手や、手と足など2つの部位を同時に使う動作のことです。

ハイハイをたくさん行うことにより、協応動作が上手にできるようになり
落ちているものを拾う」「転んだ時に手をつく」など危険回避能力が養われます。

Nobuko

最近では早い時期に立てる赤ちゃんが増え
ハイハイの期間が短くなったため
2〜3歳児になって転びやすい子が多くなってきています。
また転んだ時などに受け身をとる「危険回避能力」も低下してきていると言われています。

筋肉と体幹同時に鍛えることができる

ハイハイをすることで腸腰筋(人間の太い筋肉)を使うので
全身の筋肉を鍛えることができます。

その中でも特に背筋が鍛えられます。
背筋はバランスを取るのに重要な筋肉なので、立ち上がるときに有効です。

Nobuko

腸腰筋の使い方をここでしっかり学ばないと
将来腰痛の原因にもなります。

バランス感覚、反射神経が養われる

ハイハイで移動するには、足の指を使って床を押し上げる動作が必要です。
このハイハイをすることで養われる筋力を鍛えないとバランスが崩れ、転倒することが多くなります。

また、ハイハイの体勢が崩れたときにとっさに立て直す力(反射神経)も養われます。

脳が活性化し、視覚も発達する

ハイハイをするときの手の動きは脳へ流入する血液量が増え、神経細胞が枝を増やし、
結果的に脳が活性化します。

ハイハイの移動によって、視野が一段と広がりいろんなところへ興味を持ちます。
興味を示したものをとりに行き、舐めたりかじったり感触を確かめることにより
五感が刺激され、視覚も発達します。

普通のズリバイ・ハイハイができるようになるまでの練習方法

ハイハイ練習をさせる上で大事なことは以下の2つです。

①赤ちゃんが自ら動きたい!と思うこと
②ハイハイの意欲を持てるような環境づくり 

練習をする前に確認しておきたいこと

練習をさせる前、現在の子供の状況を今一度確認します。

ちなみに生後10ヶ月我が子の場合は

・寝返り移動ができる
・移動したい意欲あり
・手足の筋力あり
・おすわりできない
・バタフライ型ズリバイをする

・全ての練習で、興味を惹くようなものを子供の前でもち、動きたい意欲を引き出す
・練習期間は3週間
・子供の機嫌が良い時に行う
・1日の練習時間は30〜40分。子供の様子を見ながらその都度判断する。

ハイハイ練習方法

Lesson
バスタオルを使って赤ちゃんの腰を持ち上げ、手が交互に出るように促す。

バスタオルにより足が宙に浮くことで、赤ちゃんの手に全体重がのり
前に進む際、手が交互に出しやすくなります。

バタフライ型ズリバイをする赤ちゃんは前に進みたい気持ちが強過ぎて
手を交互に出すことを忘れてしまっています。

「手を交互に出すこと」を随時思い出させてあげて、こちらの動きの方が効率が良いことを教えてあげます。

最初は嫌がって泣きじゃくりましたが、回数を重ねると泣きも次第になくなりました。
やがて、ぎこちないクロールのような形でズリバイを始める(右手は出にくく、左手だけクロール)

Lesson
バスタオル練習に慣れてきたら、タオルを外し赤ちゃんの腰を手で持ち上げる。

手の使い方に慣れてきたなと思った段階でバスタオルをはずします。
バスタオルをはずしても、腰を持ち上げることでタオルの役割をになっています。

ぎこちなかったクロールのような形のズリバイが、普通のズリバイのように見えてきました。

それでも途中、バタフライ型に戻ることもしばしば。

我が子の場合だんだん腰を持ち上げることを嫌がり出したので
腰を手で支える程度にしました。
すると普通のズリバイ、クロール型ズリバイが多くなってきました。

Lesson
布団などで段差を作る

あまりに高い段差だと赤ちゃんも登る気力を無くしてしまうので
最初は低めの段差を設定してあげます。

「バスタオルの方法」と「手で腰を持ち上げる方法」と同様に、
赤ちゃんが興味を持つようなものを布団の上においてあげます。

そうすると段差を越えようと手足を交互に動かすので、手の使い方プラス足の使い方もだんだん分かってきて

次第にちょっと無理かなと思うような段差も越えられるようになりました。

練習の成果

腰を持ち上げて3〜5歩はハイハイで進めるようになりました!

それでもバタフライ型ズリバイが完全になくなったわけでなく

「バタフライ8割

「ハイハイ2割」といった感じです。

最近では両親が寝転び、それを越えようとする
通称「父越え(ちちごえ)」「母越え(ははごえ)」がブームになっており
それもハイハイの練習になっているようです。

ハイハイをしなくてもそこまで心配いらない

我が子は3週間の練習の末、普通のズリバイを習得し
無事ハイハイへと移行してくれたわけですが

練習をさせても普通のズリバイ、ハイハイにならない子もいると思います。

私が10ヶ月検診へ行ったとき
【母子手帳】保護者の記録〈9〜10ヶ月頃〉「ハイハイをしたのはいつですか
という項目に記入ができませんでした。

小児科の先生に寝返り移動はできることを伝えると

最近の生活様式では「もの」が多過ぎたりして、それを使ってつかまり立ちしたり
その子にとってはハイハイで移動する必要性がないのかも
」と言われました。

「2週間経って急にできるようになるときもある」とこう続けて、
先生的にはさほど気にしてない様子。

というのも

ハイハイよりもその他の運動発達の方が運動発達をみる上で重要ポイントだからです

その他の運動発達

  • 首すわり
  • 寝返り
  • ひとり座り
  • 伝い歩き

これらの運動発達が順調であればハイハイをしなくてもさほど心配しなくても良いようです。

Nobuko

ちなみに我が子はお座りもできないので
お座りの練習をさせた方がいいですかと小児科医に聞いてみたところ
「よく体操教室などで練習させてる人がいるけど
それは効果がないことが分かっている」と言われました。

おまけ:新たな問題発生!「ひざ立ち」と「つかまり立ち」

新たにつかまり立ちならぬ「ひざ立ち」を習得し
窓、家具、ベッド、両親ありとあらゆるところにつかまってひざ立ちするようになりました。

初めてひざ立ちをしたその5日後、「つかまり立ち」もはじめました[icon class=”icon-pen”](追記:2021年8月現在)

安定性がないので、後ろに思いっきり倒れ頭を打つことが多発し、常に目が離せない事態に。
そこで転倒防止クッションを購入しました。

転倒防止クッション外側
転倒防止クッション内側

使い方は超簡単。
4箇所あるひも部分を調節し、真ん中の1箇所バックルを留めるだけです。

簡単に調節できるがうえ、ヒモが緩みやすいです。

サイドは防げないものの、後ろの転倒、バックは防げます

クションが柔らかいため頭の位置がズレやすいですが
それでも付けていないよりつけている方が安全性は高いのでずっと見ていられない時などに装着しています。

夏場は背中に熱がこもりやすいので適時外してあげると良いです。

まとめ

生後11月後半、バタフライ型ズリバイはなくなり、ハイハイ移動だけになりました。

首すわり、寝返りする時期も遅かっただけにねんね期も長く続き
10ヶ月・11ヶ月は急成長を感じました。(バタフライ型ズリバイ→ぎこちないクロール型ズリバイ→普通のズリバイ→ハイハイ→ひざ立ち→つかまり立ち)

あんなにバタフライ型ズリバイを懸念してたのにいざ見れなくなると寂しいものです。

現在2歳の我が子は、お散歩に出れば2時間弱は歩き続けることができます。
ハイハイする期間が長かったことで、体力と体幹が強くなりました。

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • はじめまして。
    もうすぐ10ヶ月になる息子をもつ母です。
    息子も両手ずり這いで移動し、ハイハイする気配がありません。ハイハイ練習の方法を真似させて頂きたいなとおもったのですが、バスタオルで腰を上げ膝や足はつかない状態で手だけで進むことをおこなったのでしょうか?息子はそれでも両手で進もうとし、宙に浮く瞬間がありどうして良いか困っています。
    また座らせればお座りはできるのですがズリバイ姿勢からお座り姿勢変換が出来ません。どのようにアプローチしたのかお話聞かせて頂けると嬉しいです。
    長文になってしまいすみません。
    お忙しいと思いますがお返事頂けると幸いです。

    • はじめまして。
      コメントありがとうございます。
      そうです。膝・脚はつけず手だけで進むことを促しました。
      文面から察するにMERIさんは息子さんの体をバスタオルで均等に力をかけて持ち上げているため
      宙に浮く瞬間があるのだと思われます。
      それだと息子さんもバタフライできてしまうので
      全体を持ち上げる感じではなく、下半身を持ち上げるイメージで。
      息子さんの腕の力だけで自分の体を支えられる状態を作ってあげる感じです。
      部活動などの練習でよくあるペアになって片方は相手の足を持ち、
      もう片方は手の力だけで前進するトレーニングをイメージしてもらえると
      ありがたいです。

      うちも最初はMERIさんと同じく宙に浮いてしまう時があり手こずりましたが
      お互いだんだんコツをつかみ交互に手を出して進む回数が増えてきました。
      最初の頃は1・2回交互に手を出し進めればすごいです。
      お互いにとても疲れる練習方法なので休み休みでやってみて下さい。

      お座りに関しては、うちの息子はハイハイ→つかまりだち→お座りという流れで
      お座りができたのは一番最後でした(生後11ヶ月)
      支えてあげればやっと座れるレベルでしたが練習は全くさせておらず、気づいたら1人で座っていました。
      息子さんは座らせれば座っていられるとのことだったので
      何もせずともそのうちできるようになるのではないかと
      思います!
      分かりにくい点もあると思うのでまた何かあればコメントください。
      参考になれば幸いです。

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